機能
アレイケーブルの場合、引き込みは、ケーブルを洋上変電所、浮体式洋上風力タービン、またはブイ付接続ボックスに引き込むことを指します。
エクスポートケーブルの場合、引き込みは、ケーブルを陸上トランジション ジョイントピット (Transition Joint Pit) および洋上変電所に引き込むことを指します。
費用*
洋上ケーブル設置契約に含まれます。
サプライヤー
ケーブルの引き込みは通常、洋上ケーブル設置請負業者が行います。
基本情報
エクスポートケーブルの設置は海岸での陸上引き込みから始まり、その間 CLV は洋上に停泊します。プルインヘッド (pull-in head) が取り付けられ、ケーブルはフロート上または事前に敷設されたダクトを通じて陸上トランジションジョイントピットまで巻き上げられ、そこで最終的に陸上ケーブルに接続されます。その後、CLV は移動しながらケーブルを敷設します。陸揚げ地点によっては、誘導式水平ドリル(HDD )工法が必要なプロジェクトもあり、HDD による掘削が、洋上での最初の埋設地点までの最短距離分延長される場合があります。それ以外の場合、ケーブルを第三者の浅喫水バージまたは水陸両用車に積み替えて、ケーブルを岸まで運ぶこともあります。
洋上変電所では、CLV で敷設されたエクスポートケーブルを直ちに変電所に引き込むことが推奨されます。しかし、例えば変電所がまだ設置されていない場合や、ケーブル敷設船 (CLV) が変電所でのセカンドエンドの引き込み作業に対応できない場合などには、ケーブルを水中で一時仮置する必要がある可能性があります。洋上での引き込みプロセスは通常、次のようになります:
- 端末部接続具と引き込みヘッドをケーブル端部に取り付け
- 端末部接続具とケーブルにベンドスティフナーを取り付け
- ケーブルを海に投下する
- ROV を使用して、I チューブ/J チューブ内に配置されたメッセンジャーワイヤーをプルインヘッドに接続
- ウインチを使用して引き込みヘッドを I チューブ/J チューブに引き込み
- 端末部接続具を、変電所または浮体式基礎構造物のハングオフに接続
浮体式洋上風力タービン設置後にアレイケーブルを敷設する場合の設置プロセスは、上述と同様のプロセスで、変電所での引き込みから始まります。浮体基礎構造物での引き込みも同様の方法で実行されます。さらに、ケーブルを投下する前に、ブイ装置とベンドスティフナーをケーブルが挙動する部分に取り付けます。ケーブルが引き込まれると、CLV は次の場所に移動し、移動しながらケーブルを敷設し、次の場所に到着するとケーブルを引き込みます。セカンドエンドの引き込みでは、通常、クオドラントが使用されます。
アレイケーブル設置前には、浮体式洋上風力タービンが現場に曳航された後、引き込み作業用にケーブルを海底に配置されます。
アレイケーブルの敷設前および敷設後作業において、より広範囲の気象海象条件下でより迅速なケーブル敷設を可能にする、新しい方法が期待されています。
- アレイケーブルを、引き込み、終端処理して、ブイ付接続ボックスまたは浮体式コネクタに接続し、その後、浮体式洋上タービンに接続するなど。このソリューションにより、浮体式洋上風力タービンとの接続と切断が容易になります。
内容
- バージ
- フロート
- 誘導式水平ドリル工法 (HDD 工法)
- メッセンジャーワイヤー
- クオドラント
- O.2.2.2.1遠隔操作型無人潜水機 (ROV)
- ウインチ