B.2.3 基礎構造物補助システム

機能

基礎構造物補助システムは基礎構造物をサポートしてその主な機能を提供し、規制要件への準拠を保証します。

費用*

1 GW の浮体式洋上風力発電所の場合、約1 億 1,900万ドルです。

サプライヤー

特殊バラストシステム、状態監視センサー、ダビットクレーン、航行灯および標識、人員用昇降ウインチシステムを提供するプロバイダー

アジア市場向け英国サプライヤー:

状態監視センサー: Strainstall
人員用昇降ウインチシステム: Limpet Technology および Pict Offshore。

基本情報

附帯システムには以下のものがあります:

  • 浮体式基礎構造物に海水出し入れするためのバラストシステム
  • 船舶への軽量物積み下ろし用ダビットクレーン
  • 人員用昇降ウインチシステム
  • 航行灯および標識
  • ひずみゲージ、加速度計、傾斜センサー、水位センサーなどの状態監視センサー
  • 上記システム用小型照明および電源

バラストによりセミサブ型浮体構造物が水中深い位置に固定され、安定性が向上します。バラストは段階的に追加される場合があります。例えば最初に風力タービン最終組み立てに十分な安定性を確保するため、次にサイトへの曳航のため、最後に風力タービン運転のためなど。セミサブ型の中には、水ではなく、鎖で大型の錘を吊るす設計もあります。

アクティブバラストシステムは、基礎構造物上のタービンの偏心位置と、風速と風向によって変化する風と風力タービンの相互作用によって発生する転倒モーメントを考慮して、タワーの垂直性を維持します。アクティブバラストシステムは故障する可能性があるため、基礎構造物と係留施設は故障荷重ケースに対応できるように設計する必要があります。全ての浮体式基礎構造物設計にアクティブバラストシステムが必要なわけではありません。

必要に応じて洋上に機器を設置しておくと便利ですが、機器の種類によっては定期的に検査する必要があり、検査しないと使用できなくなります (詳細は O.2.3参照)。したがって、例えば揚重設備など、洋上に設置する価値のあるものを決定する際にはトレードオフにも配慮する必要があります。

状態監視センサーからの情報は、短期的には設計モデルの検証や寿命の予測に使用されます。将来的には、この情報を制御システム内で使用して、負荷を積極的に管理できるようになる可能性があります。

内容

浮体式洋上風力発電所ガイド